飲んでいれば予防になる?抗生物質は風邪を防いでくれる?

■風邪予防に抗生物質は間違い?

  • 抗生物質を飲んでいても風邪予防にはならない
  • 抗生物質自体が毒になる可能性もある!

風邪をひきやすい場合、手軽に予防できる方法があれば嬉しい
ですよね。風邪に効く抗生物質は予防になるのでしょうか?

実は、抗生物質は風邪の症状そのものを治療してくれるわけでは
ありません。

抗生物質は細菌を撃退することで、症状を治療する薬です。

風邪の約90%は風邪ウイルスによるもので、細菌による症状では
ないので、症状を直接治療はしてくれません。

しかし、抗生物質は風邪で弱っているところに入ってくる細菌が悪さを
しないように、撃退をしてくれます。

つまり、風邪の深刻化を未然に防いでくれるのです。

これだけ聞くと、「じゃあ、風邪予防になるの?」と思うでしょうが、
実は、抗生物質は風邪予防にはならないのです。

私はもともと風邪をひきやすいタイプだったので、今まで何度となく
病院へいき、さまざまな薬を処方してもらいました。

抗生物質も風邪をひくたびにほとんど毎回処方してもらっていますが、
風邪をひきにくくなることがありませんでした。

最近は、自分でできる風邪予防の方法を試しているので、このおかげで
風邪をひきにくくなったのです。

抗生物質をよく飲むからではないのですね。
また、調べてみると、薬は実は体にとって毒になることもあるのです。

抗生物質などの薬は、細菌を殺す成分で出来ています。
体内で作用する時は細菌だけではなく、健康な細胞まで殺してしまいます。

その結果、健康に必要な細胞が減ったり、弱くなったりして、細菌や
ウイルスに対する抵抗力が弱まり、むしろ風邪をひきやすくなります。

また、常に抗生物質が血液中にある状態となると、細菌に耐性がつきます。

耐性とは、抵抗力のことで、抗生物質が効かなくなってしまうのです。

その結果、本当に細菌に感染した時は、もっと強い抗生物質でないと、
退治できなくなってしまいます。

こうした理由から抗生物質を飲みつづけても風邪予防にはならないのです。
これどころか体に負担をかけて、よくありません!

抗生物質は本当に必要な時だけ飲むようにしてくださいね。

■風邪の引き初めに抗生物質を飲むのも良くない?

  • 風邪は自然に治るもので薬で治るものではない
  • 医師のほとんどは自力で治している

風邪をひいたら抗生物質を飲む人はとても多くいるはずです。
「そんなことは当たり前!」と思っている人も多いことでしょう。

しかし、実は風邪は抗生物質などの薬の力を借りて、飲むもの
ではないのです。

調べてみると、風邪は自然に治るものなので、薬で治すものでは
ないようです。

医師や看護師のほとんどが、薬に頼らず、自力で自然に治るのを
待つそう。風邪を自然に治療すると、だいたい3~7日かかります。

長い時は14日くらいかかることも。

しかし、それが正常なスピードで、薬で人工的に2~3日で治療して
しまうのは、不自然なのです。

また、発熱は体温を挙げることで免疫力を高めて、身体の中にいる
ウイルスを撃退しようとしているのです。

これを人工的に熱を下げてしまうと、撃退しきれないままの状態になります。
またすぐに発熱することになるのです。

抗生物質や解熱剤に頼らない方法で、風邪を治療しましょう。
それには、体力をつけることが一番ですよ!

■体力をつけると白血球の数が増える!

  • 白血球はウイルスを撃退してくれる
  • 3種類の白血球が役割分担して健康をキープしている

抗生物質に頼らなくても、人の身体にはもともと免疫というウイルスや
細菌を撃退するシステムが備わっています。

調べてみると、血液中の「白血球」がその役割を担っています。
白血球には顆粒球、リンパ球、マクロファージの3種類があります。

「顆粒球」

  • 主に大きなサイズのウイルスや異物から体を守る
  • 真菌や細菌、死んでしまった自分の細菌を食べる
  • 白血球の54~60%くらいを占める
  • 2日位で死んでしまい短いサイクルで敵を迎え撃つ

「リンパ球」

  • 白血球の35~41%位を占める
  • 食事などで入ってきた異物やウイルスを撃退
  • 細菌よりも小さな敵を攻撃する
  • 老化、故障、感染した細胞をマクロファージと一緒に除去する

「マクロファージ」

  • 顆粒球よりも大きなサイズの外敵を食べる
  • 体内の老廃物を除去する
  • 顆粒球やリンパ球に攻撃指令を出す

この3種類の白血球は体力が増えて、筋肉量も増えれば、血流が
良くなり、体温が上昇すれば、白血球の数もふえるのです。

平均は5000個くらいですが、活動的な人は6000個くらい持って
いると言われています。

■体力をつけるために有酸素運動をしよう!

  • 一駅分歩いたり、エレベーターを使わないなど工夫しよう

抗生物質ではなく、自力でウイルスを撃退するには、体力をつける
ことが大切。しかし、忙しいと事務へ通う時間もありません。

そこで、通勤中に一駅分歩いたり、エレベーターを使わないで、
階段を使ったりしてみましょう。

少し生活習慣を変えるだけで、運動量は増え、体力がついていきます。
15分でも30分でもいいので、毎日続けてみてください。

きっと効果が出てきますよ!

また、鼻やのどの粘膜を正常にすると、免疫力は上がります。
鼻うがいなども試してみてください。

風邪をひきやすい人は抗生物質を飲んでも治らないのですか?

■抗生物質を飲んでも風邪が治らないのは本当?

  • 抗生物質が効くのは細菌のみ
  • 抗生物質は常在菌を減らしてしまう

風邪をひいたら病院へいき、抗生物質をもらってすぐに飲む。
誰にでも経験のあることですが、実はこれが間違いだったのです!

私は現在、30代の女性ですが、子供の頃から風邪を良くひいて
いました。

風邪をひいたら、すぐに病院へいき抗生物質をもらって帰宅。
家について、手洗いうがいをしてすぐに抗生物質を飲んでいました。

それで少しほっとして、すぐに布団に入っていたのです。
しかし、それでは風邪が治らないことも良くありました。

自分があまりにもしょっちゅう風邪をひいているせいで、もう抗生物質
さえ効かなくなってしまったのかと心配になり、調べてみました。

すると、抗生物質は効果を発揮するのは細菌のみでウイルスには、
効き目がないのだそうです。

風邪の原因は、ほとんどの場合が風邪ウイルスに感染したことなので、
風邪を治療するには、あまり向いていない薬ということになります。

また、私たちの体の中には、さまざまな常在菌がおり、身体をウイルスや
細菌から守っていますが、抗生物質はその常在菌も殺してしまいます。

その結果、風邪でただでさえ弱っている身体がされに弱り、抗生物質
では殺せない風邪ウイルスによって体調をさらに崩してしまうのです。

風邪をひいて病院へ行くなら、抗生物質を安易に出さない医師に
診てもらうようにしましょう!

■どうして医師は抗生物質を風邪患者に出すの?

  • 風邪にはウイルス成果細菌性か判断できない時がある
  • 弱っている時に細菌が侵入して来て悪化するのを防ぐため

風邪は、ウイルスから来る症状で細菌から来るものではありません。
細菌にしか効かない抗生物質を医師が処方する目的は、なんでしょうか?

調べた結果、風邪はウイルス性のものと細菌性のものがあることが
分かりました。

そして、風邪の症状を見ただけでは、細菌性かウイルス性かが
分からないことがあるのです。

そのため、もし万が一、細菌性だった時のことを考えて、医師は
抗生物質を処方します。

また、ウイルス性の風邪をはっきり分かっている場合でも、抗生物質を
処方されることがありますが、それは症状の悪化を防ぐため。

ウイルス性の風邪で身体が弱っている時は、体内に細菌が侵入しやすく、
さらに症状が悪化してしまう危険性があります。

風邪をひくと鼻やのどの粘膜に影響を及ぼし、簡単に細菌が侵入
できるようになってしまうのです。

前もって、それをふせぐために抗生物質が処方されます。

ウイルス性の風邪に直接作用する訳ではありませんが、医師に
処方されたら、正しい量をしっかり飲むようにしてくださいね!

■抗生物質を飲み忘れたらどうすればいいの?

  • 次の飲むタイミングが近くてもすぐに飲みましょう
  • 飲む回数によって次のタイミングを変える

風邪をひいていて、抗生物質を処方された場合、1日複数回、
決まった時間に飲みます。

しかし、飲み忘れてしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

  • 次に飲むタイミングまで時間がある場合

→すぐに飲んで次は指定されたタイミングで飲んでください。

  • 次飲むタイミングが近い時

→すぐに飲んで、次は指定された時間よりも間隔を置いて
飲んでください。

抗生物質には、飲み忘れた時に基本的なルールがあります。
それは、「回数ごとに正しい時間を空けること」

  • 1日3回服用する抗生物質

次まで少なくとも4時間は開けてください。

  • 1日2回服用する抗生物質

次までに5~6時間は時間を空けてください。

  • 1日1回の服用の場合

次までに少なくとも8時間は時間を空けてください。

このように、間隔をあけて飲むことが大切です。決して、2回分を
いっぺんに飲んだり、1回分飛ばして飲んだりしないようにしましょう。

また、飲んでいる途中で症状が改善しても、医師に言われていない
限りは、処方された薬をすべて飲みきるようにしてください。

そして、抗生物質は食後に飲んでくださいと言われても、抗生物質の
吸収が良くなるタイミングが食後だからです。

胃が強く、胃もたれなどに滅多にならない人であれば、食後では
なくても大丈夫です。

■抗生物質を飲んでも風邪が治らない場合は?

  • 風邪以外の病気の可能性が高い
  • すぐに医師に相談をする

風が長引いて治らないという時は、すぐに医師に相談をするようにしてください。
どんなに抗生物質を飲んでも治らない時は、病気の可能性があります。

風邪が長引くときに最も多い症状は咳です。
咳が1ヶ月以上出ている場合は、このような病気が考えられます。

  • ぜん息、咳ぜん息
  • アトピーによる咳
  • 慢性閉館性肺疾患
  • 副鼻腔気管支症候群 など

病院へ行く時間がない場合は、自分の症状を記録しておいて、
症状の経過を把握しておきましょう。

また、小まめに水分補給をして、加湿器などで部屋を乾燥しない
状態にしておいてください。

風邪ウイルスは湿気に弱いので、温かい飲み物をそばに置いたりして、
少しでも湿度を上げるようにしてくださいね。

また、熱が下がっても、しばらくは安静にしておきましょう。
抗生物質を飲みながら、自分でも対策を打つことが大切です。

部屋の空気の入れ替えなども小まめにしましょう。